長かった自粛時間との戦い
かなり長引いたコロナでの行動制限と自粛で正常営業は600日ぶりとの報道がありましたね。
百貨店やスーパー、飲食店、小売事業、関連する事業は数しれず・・・。
僕らは小売のバー業態で売り上げないから休業して(名指し商売)給付金を援助してくれる形にはなり、何とか生き延びることができた次第ですが、、、。
私自身も、世界的流行コロナショックには肝を冷やした次第です。
ほとんど貯蓄はありませんでしたし、クラウドファンディングや持続化給付金、無利子の借り入れ、個別アルバイトなど、できる手は藁をも掴む気持ちで現金の収集に走ったことを覚えております。
世界的にもみて、飲食に関わるお仕事の人数は多く、特殊な資格などなくってもできる商売でもありますが賃金はやはり安いとは思っております。
なのに、拘束時間は多すぎますよね。
世界的の感覚では、吉野家さんのクオリティでファーストフードでは食べれないとか。香港に出店した日本ラーメンの単価は1800〜2000円なのはすごいです。
いかに安く美味しく食べてもらう文化の日本のいい一面ですよね。
鬼滅の刃、煉獄さんの様に『うまい!うまい!うまい!』
『この弁当全てもらおう、一つはごちそうになろう』という言葉は飲食ビジネスを生業にしている私にとってはちょっと感動した言葉でありました。
昔、私は板前を目指したこともありました。京都の料亭に修行という名の名目ですが月4万円のタコ部屋です。修行中のご先輩方も多数いらっしゃいました。
一年に一度昇給するのですが、10年で10万です。
この途方も無い時間に生涯をかけ失敗したときにリカバリーもセイフティーも無い、
一番力があり何でもできるかもしれない(恋愛など)をかけるのは釣り合わない気がしてやめましたが、僕はやめてよかったと判断しています。(個人の判断)
何が言いたいかというと、生きるにはリスクが常につきまといそれが自分一人では解決できなく抗え無いこともあり流れに任せなければならぬことも往往にしてあるかもしれない。
物事には常に地合いがあり、そこをうまく掴み力を蓄えていくしか無いし、いかに余力を残しながらチャンスを伺う力を養うところだと思いますね。少しづつでも想いがあれば目標に近ずくと思うからです。
思えば11年近くお店やってますが、表立ってお金がたくさん入ってウハウハ、海外旅行世界一周など、無いですね。
ここ2年は株式など金融勉強もしていますし、毎日が兼業は疲れますが新しい世界に飛び込むチャレンジは常にしたいですね。
お金は溜め込んでも、人は買えませんからね。
結構いらないアンプやお酒、おつまみ、珍味なんかもいただいたりして営業に使わせていただいたりして必要なところに回ってきたりするリサイタル商売がバーだったりするのかもしれませんね。
お金なくても生きていけるのかもしれませんね〜。
#clarksdale